升野英知(バカリズム)の書いた小説「来世不動産」が秀逸!簡単なあらすじ!

バカリズムという芸名でソロのお笑い芸人として活動している升野英知さん。

 

彼のネタとしては「トツギーノ」が有名ですね。

トツギーノ

こちらがネタです↓

 

もっぱら彼は芸人としての活動がメインですが、

他にも俳優、脚本家、ナレーターなど様々な活動を行っています。

 

 

その中でも、小説家として短編を書いた事があるのですが、

その内容がなかなか深みがあると話題になっています。

 

その小説とは、小学館にて出版された

「東と西2」という本の中の「来世不動産」という話です。

 

この作品には彼の人生観が如実に表されていると思います。

 

簡単なあらすじとしては(ネタバレ含みます)

 

———-

88歳にて亡くなった私。

霊体となって自分の体を見つめつつ、

医者の死亡宣告等を聞く。

 

とても蝉の鳴き声がうるさい。

そこにいた看護師が窓をピシャリと窓を閉めた。

 

自分の体(霊体)がゆっくりと天に上って行った。

しばらくして着いた先は、白い世界の中にある1件の建物。

 

そこはどうやら「来世不動産」というらしく、

自分の魂が次に何に転生するか選べる場所だという。

 

転生するものを選ぶ際にどれだけ良い事をしたかという「善行ポイント」というものが必要らしい。

生前の行動を全て細かくチェックしたものがそこに表示される。

 

どうやら自分は再び「人間」に転生できるらしい。

が、その不動産にいた青年はこう言った。

 

「蝉」に転生してはどうか、と。

どうやら蝉に転生すると「善行ポイント」がかなり増えるのだとか。

 

寿命も短いので転生するにはうってつけである。

私は「蝉」に転生することにした。

 

「蝉」に転生した私は7年間土の中で生活するが、蝉なので苦に感じない。

そして、7年後、空へと飛び立った。

 

この解放感を伝えたくて、思いっきり鳴いた。

周りの蝉も同調し、大きな音を出して鳴く。

 

蝉の鳴き声があまりにもうるさいので、近くの建物の中にいた看護師は

ピシャリと窓を閉めた。

 

———-

 

といった感じです。

 

まさに輪廻という事象をバカリズムさんらしい方法で表現していますね。

 

死後の世界を不動産という形で分かりやすく表現した事。

 

善行ポイントという、人のために行動すれば

転生する時に巡り巡って自分に返ってくる事。

 

人間ばかりに転生するのではなく、

蝉に転生するなど、回り道をする事もあっていいのだという事。

 

 

そんなメッセージが伝わってきます。

 

テーマはなかなか難しいものですが、

小学館という出版社だからか、それなりに読みやすくなっているようです。

 

興味がある方は是非読んでみては?

 

 

 

 

升野英知(バカリズム)さんの小説についての記事は以上です。

読んでいただきありがとうございました!

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